頼久寺
高梁市頼久寺町
歴応2年、足利尊氏が諸国に命じて安国寺を建立した、その一つだといわれ、
開基は寂室円応禅師だという。臨済宗寂室永源寺の末である。
「備中集成誌」によると、「備中松山城下の天柱山頼久寺は、寂室派に属する山陽随一の法窟である」と、ある。
庭は、禅院式に書院式を加味した小堀遠州の築庭で、愛宕山を借景とし、サツキの大刈り込みを背景に、
庭一面に敷きつめた砂の波紋は大海原を感じさせ、粘板岩よりなる鶴島の三尊石組と、その傍らの亀島、
しかも、その周囲をサツキの大刈り込みとして、中島の景観を表現した見事な茶禅一味の名園である。
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