高岡神社


国道313号線を高梁から北房へ向かって行くと、有漢町と北房町にまたがるトンネルがあり、
トンネルを抜けて少し行くと、右手に大きな鳥居(県下で2番目)が見えてきます。

この地、中津井は備中松山藩主の石川総慶が、延享元年(1744年)に亀山(三重県亀山市)へ移ったとき、
北房・有漢の内10ヶ村は亀山藩の飛び領地となったようで、かなり栄えていた様です。
高岡神社を訪れたとき、往事の栄えた様子が伺えるような気がしました。



本殿正面




本殿側面




創建は古く、延喜四年(904年)に近くの高丸山に勧請し、仁安三年に現在の地に移されましたが
火災に遭い、天明七年(1787年)に再建され現在に至っています。

本殿は入母屋造で、正面は向唐破風造りです。
250数段を数える参道の石段の両脇には樹齢100年を超す杉・アラカシなどの大木が並び
岡山県郷土自然保護地域に指定されています。特に参道右側の樹齢800年の大杉は
周囲8・5メートルもあり、町の天然記念物になっています。




大杉




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